シェーダープログラム

きれいな3Dグラフィックのゲームは、シェーダープログラムというプログラムで、光の計算をして映像が映し出されています。

岩肌やヌメヌメした肌などはデザイナーの方がやっているわけではなく、シェーダープログラマーがそういう風に見せています。料理で例えるなら、化学調味料という感じでしょうか、ある特定のアミノ酸を舌で感じると人はおいしいと感じます。カップ麺とか安い食材しか入ってないのにおいしく感じるのはこの化学調味料のおかげです。

プログラマーなのにデザインに携わらければならず、デザイナーとの連携でゲームの見た目をよくします。逆にゲーム性などにはあまり関係なく、シェーダープログラムばかりやっていると、ゲーム的なプログラムに携われなくなってしまいます。

ゲームプログラマーより多くの人とかかわれるという利点もあり、出世しやすいともうわさに聞いたことがあります。

光はあらゆる場所で屈折したり反射したりして、それを馬鹿正直にプログラムすると、かなりの処理を食ってしまいます。ある程度人間の目の特徴を把握して、だますようにプログラムすると、処理を食わずにきれいに表現することができます。その人間の目をうまくだますためにはかなりの時間やアイデアと技術を要することになります。しかし、その技術はネットに公開されていて、正しく理解すれば、製品のゲームとほぼ同じのクオリティーの見た目になります。

誰も考え付かなかったオリジナルのシェーダーで、しかもきれいに見えて、処理も食わない新しい技術を発見したら、ヒーローになれます。この技術を特許申請してしまえばライセンス料ももらえちゃったりします。でも、ほぼあらゆる場面でのシェーダー表現は確立されていて、今から新しいものを考え出すのはほぼ不可能でしょう。