ゲーム開発にいちばん不要なもの

ゲーム開発に一番不要なもの、それはクライアントです。

お金がないと生活できないという縛りのせいで、いやいやクライアントの要望に応えるしかないゲームクリエイターたち。もし、お金という縛りがなかったら、クソゲーが激減すると思います。

好きでゲームを作ってるけど、クライアントに指図されて作るゲームに隙も減ったくれもないです。

私たちゲームクリエイターはゲームしか作れないから、クライアントの要望にも応えるしかないです。

お金という縛りでしか頂点に立てない人たちがいて、それのおかげで我々の道が阻まれ、金のあるやつらが上に立つのです。もし縛りがなかったら、間違いなくゲームクリエイターが世界の頂点に君臨するはずなのです。

クライアントをうまく言いくるめ、なおかつ自分で作らせたように勘違いさせ、満足させる。こんな回りくどいことをしなきゃ収入がないという悲惨な状況なのです。日本のゲーム業界は。

やっぱり、自らの手でゲームを作るために技術を身に着けて作るゲームと、お金でゲームを作らせる軟弱な精神でできたゲームでは、面白さが全然違います。

クライアントが一切いなくなった場合、弱肉強食の業界になってしまいますが、私はそれでもいいと思います。たとえ自分のゲームが全然面白くなくても、この環境のおかげで面白いゲームができるなら、安らかに成仏できると思います。

なんでもかんでもうまいこと行かないと気に入らないやつ、そう思われているかもしれないですが、今の状況は悲惨すぎる・・・何人も精神科に通い詰めたり、副社長が失踪したりするこの現状が、大したことじゃないとはだれもおもうまい。私が素面でいられるのは、原因をちゃんと把握しているから。精神科とかいっちゃってる人は、「スケジュールが遅れているのは俺が悪いんだ」とおもっちゃってる。彼らは自由にゲームを作らせたらかなり面白いものを作れるはずだったのに、有力者にもてあそばれ、フラストレーションがたまり生気を失っている感じがする・・・