お家に帰れない(デスマーチ)

ゲーム開発が中盤になってくると、スケジュールに大幅な遅れが生じてきます。これは経験上仕方のない事です。何十年もゲーム開発をしている人なら理解できますが、ぽっと出の人はどうしてもスケジュールが遅れることを理解しておらず、「次はもっと厳密なスケジュールを立てる」とか、「チームワークをもっと向上させよう」とか、「経験を積めばスケジュールが遅れない」とか、無駄な努力をしてしまいます。

そもそもゲームで食っていくにはとても効率がわるく、本当にゲームが好きでないと、他の職業にてんしょくします。お金を貸せぐ効率を考えるとゲームで食っていく理由が何もありません。ゲームプログラマーはお金を稼ぐ効率なんで考えたこともないでしょう、ゲーム作りが大好きだから、ゲームを外す候補にはぜってい上がってきません。

どんな無茶な要望でも応えてしまう人が多いです。効率を考えない人が多いから。なので結局ゲーム完成に必要な作業量がどんどん膨れ上がり、しょっぱなの時点で、破綻してしまっています。

それに経験を積めば何とかなることがないのがゲーム制作、ゲームが生まれて今までの進化をざっと見ていただくとわかるように、目まぐるしい速さでクオリティが上がっているのがわかります。結局毎日が発見と勉強の連続で、作るゲームが決まってからでも、寝ている間もどんどん状況が変化します。

ならどうすればいいのか、お家に帰らなけらばいいのです。悲しいことにこれしか方法がありません、理解のないクライアントにいくら説明しても、論破する言葉は巨万とあるし、ゲームの新しい技術は生まれたてで、言い返す言葉なんて用意されてない。なので、クライアントが開発者に対し、頑張ってるのにきつく言い返すのはかわいそうと思わせるしかないのです。